こんにちは。株式会社ビーケアフルのブログ担当です。
実家について考えるとき、
「今は親が住んでいるから、まだ先でいいか」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
実際、今家族が暮らしているのであれば、実家が空き家になることはまだ遠い先の話に感じるかもしれません。
けれど、親が住み替えたり、施設など別の場所で暮らすことになったり、子どもが実家を離れて戻る予定がなかったりすると、これまで人が暮らしていた家に、誰も住まなくなることがあります。
そして、いつか家に暮らす人がいなくなったとき、
「この家、これからどうする?」
ということを考える必要が出てくるかもしれません。
今回は、実家が空き家になる前に、家族で少し考えておきたいことについてお話しします。
実家が空き家になるきっかけは、さまざまです
「空き家」と聞くと、相続した家を思い浮かべる方もいるかもしれません。
もちろん、相続をきっかけに空き家になるケースもあります。
一方で、それだけではありません。
例えば、
●親が施設や別の住まいで暮らすことになった
●親が子どもの家で暮らすようになった
●子どもが実家を離れ、戻る予定がない
●家族が亡くなり、家に住む人がいなくなった
など、さまざまな事情があります。
今は誰かが暮らしている実家でも、将来、住む人がいなくなる可能性はあります。
だからといって、今すぐ何かを決めなければいけないわけではありません。
ただ、「もし誰も住まなくなったら、この家をどうする?」と一度考えておくことはできます。
誰も住まなくなったら、まず何を考える?
実家に住む人がいなくなったときに、いきなり「売るか、売らないか」を決める必要はありません。
まずは、これからの暮らし方や家族の状況に合わせて、いくつかの可能性を考えてみることが大切です。
例えば、
①誰かが住む
子どもや親族が実家に戻って暮らすという選択肢があります。
すぐに住む予定がなくても、「将来的に誰かが住む可能性があるのか」を考えておくことで、その後の家の管理についても考えやすくなります。
②誰かが管理する
誰も住まなくても、家族の誰かが定期的に訪れて管理する方法もあります。
ただし、遠方に住んでいる場合などは、継続して管理することが負担になることもあります。
「誰が管理するのか」だけでなく、「どのくらいの期間なら続けられるのか」まで考えておくことも大切です。
③貸す・活用することを考える
家の状態や立地などによっては、誰かに貸したり、別の用途で活用したりする方法が考えられる場合もあります。
ただし、個々の状況で向いている方法は異なります。
④手放すことを考える
家族の中に住む人がおらず、管理を続けることも難しい場合には、将来的に手放すことを考えるケースもあります。
「実家だから残さなければいけない」と決めつける必要もなければ、「空き家になったら売るしかない」と考える必要もありません。
家族の状況や家の状態に合わせて、これからどうするのがよいかを考えることが大切です。
「まだ先の話」と思っているうちに、考えておきたいこと
実家が空き家になる前であれば、まだ家族と話せることがあります。
例えば、
?この家を将来どうしたいと思っているか
?誰かが住む可能性はあるか
?誰も住まない場合、誰が管理するのか
?家の中に残っている荷物をどうするか
?遠方に住む家族がいる場合、どのように管理するか
などです。
こうしたことは、実際に空き家になってから考え始めることもできます。
ただ、住む人がいなくなってから、
「家はどうする?」
「荷物はどうする?」
「誰が管理する?」
「この先も持っておく?」
と一度に考えることになると、家族にとって負担が大きくなる場合があります。
だからこそ、まだ何も起きていないときに、少しだけ考えておく。
それだけでも、いざというときに考えることを減らせるかもしれません。
親が元気なうちだからこそ、聞けることもあります
実家について考えるとき、家そのものだけではなく、そこで暮らしている親の気持ちも大切です。
「この家はどうしたい?」
と聞いてみても、
「まだそんなこと考えなくていいよ」
と言われるかもしれません。
それでも、
「もし将来、ここに住まなくなったらどうしたい?」
「この家で大切にしているものはある?」
「家のことで、子どもに知っておいてほしいことはある?」
など、少しずつ聞いてみることはできます。
すぐに答えを出してもらう必要はありません。
むしろ、元気なうちだからこそ、本人の考えを聞いておける時間があるともいえます。
家族だけでは決めにくいこともあります
実家のこれからを考えていると、
「誰も住む予定はないけれど、どうするのがいいのか分からない」
「遠方だから管理するのが難しい」
「荷物がたくさん残っている」
「家族それぞれで考え方が違う」
など、家族だけでは判断しにくいことも出てくるかもしれません。
また、家の状態や立地、今後の使い方によって、考えられる選択肢も変わります。
そんなときは、最初から一つの答えを決めるのではなく、
「今の家はどんな状態なのか」
「家族はどう考えているのか」
「これから何を考える必要があるのか」
を一つずつ確認していくことも大切です。
何か起きてからではなく、今だから考えられること
実家のことは、何かきっかけがなければ、なかなか考え始める機会がありません。
「親はまだ元気だから」
「自分が実家を使うかもしれないから」
「まだ先のことだから」
そう思うのは、決しておかしなことではありません。
ただ、家に住む人がいなくなったあとに初めて考え始めると、家の管理や荷物の整理、家族間の話し合いに加えて、固定資産税など、家を持ち続けることで考えなければならないことも出てきます。
だからこそ、
「もし、この家に誰も住まなくなったら?」
と、一度だけ想像してみる。
そして、
「そのとき誰が困りそうか」
「今のうちに聞いておきたいことはあるか」
「家族で共有しておいたほうがいいことはあるか」
を考えてみる。
それだけでも、実家のこれからについて考えるきっかけになります。
ビーケアフルでは、これからの住まいを一緒に考えます
実家が空き家になる可能性があっても、すぐに何かを決める必要があるとは限りません。
住む、管理する、活用する、手放す。
家族の状況や家の状態によって、考えられる方向はさまざまです。
ビーケアフルでは、
「実家をこれからどうしたらいいのか分からない」
「何から考えればいいのか分からない」
という段階から、現在の状況や家族の考えを整理しながら、これからの方向性を一緒に考えることを大切にしています。
必要な確認や専門的な判断がある場合には、状況に応じて関係する分野と連携します。
大切なのは、今すぐ答えを決めることではありません。
「この家は、この先どうなるかもしれない?」
そんなことを少し考えてみることからでも、始められます。
まとめ
実家が空き家になるきっかけは、相続だけではありません。
親が別の住まいで暮らすようになったり、子どもが実家に戻る予定がなくなったり、家族が亡くなったりすることで、これまで暮らしていた家に誰も住まなくなることがあります。
空き家になる前に、
◎誰かが住む可能性はあるか
◎誰が管理するのか
◎家の中の荷物をどうするのか
◎貸す・活用することを考えるのか
◎手放すことを考えるのか
など、家族で少し考えておくことができます。
もちろん、今すぐ答えを出す必要はありません。
ただ、
「もし、この家に誰も住まなくなったら?」
と一度考えてみる。
それだけでも、実家のこれからに目を向けるきっかけになります。
何かが起きてから慌てて考えるのではなく、まだ何も起きていない今だからこそ、考えられることがあります。
実家のこれからについて、何から考えればいいのか分からないときは、まず現在の状況や家族の考えを整理することから始めてみてはいかがでしょうか。






